「最近ストレスで涙が止まらない時があります。どうしたらいいですか。」
「ストレスが酷すぎて食事が喉を通りません。体調を壊しそうです。」
「気分が落ち込んで、勉強してない時間も憂鬱です。不安を解消する方法はありますか。」
など、“ストレス” に関する悩みと解消法を求める相談を毎日のように頂きます。
受験2~3か月前になると
成績がいい人・まだ伸びしろがある人の差がハッキリしてきますし、
焦る気持ちに成績の伸びが追い付かず、
気持ちが不安定になる人が多いようです。
でも正直、受験2~3か月前の成績がどうだったとしても、悲観する必要ないと思います。
それに、敢えて強い言葉を使って発言するなら
悩んでいる間に勉強しろ。
悲観する前に真顔で黙々と勉強しろ。
あなたが悩んでいるその時間に、成績上位者は悠々と勉強していくぞ。
やくぷりの本音はコレです↑↑。
とはいえ、
わかっちゃいるけどメンタルの荒波が押し寄せて勉強できない!!
痛いほどわかるその気持ち。
私も国家試験の2~3か月前の時期は毎日涙が止まりませんでした。
夕方になると “また1日が終わってしまう” と思って呼吸が苦しくなり、
息が吸いにくくてゼーハーゼーハー。
だから、
“このままメンタルを崩せば、国試に落ちてしまう”
そう思って、メンタル維持の最適解をいつも探していました。
この経験をもとに、メンタルがしんどいあなたに向けて、
気持ちが前向きになり、集中力がアップする方法をご紹介します。
月並みなアドバイスも混ざっていますが、それを知った上で最後まで読んでみてください。
①睡眠時間を削らない
自分が最も安定&勉強に集中できる睡眠時間を探すこと。
これが受験勉強生活で最も大切なことと言っても過言ではありません。
ちなみに私は7時間がベストだったので必ず7時間以上寝ていました。
これが多少長くて8~9時間だったとしても不安になる必要はないです。
メンタルを崩すと、どうせ勉強してても身になりにくいので、
睡眠時間は良質な学習のための投資だと思って寝てください。
②部屋の換気は1日1回以上する
寒い寒い寒い…!
受験期は冬。なるべく暖房で温まった部屋に閉じこもっていたい気持ちはわかるのですが、
それでも1日1回部屋の空気の入れ換えを頑張ってください。
これは、
・部屋の二酸化炭素濃度が高いと眠くなりやすい
・適度な空気の入れかえはリフレッシュにつながる
・窓を開けた時に太陽を浴びることができる(←深夜に換気する人は少ないと予想)
からです。
私は毎朝起床時に換気していました。
おばあちゃんみたいなことを隠さず話すと、
朝の換気の時にベランダへパジャマのまま出て
ラジオ体操をして、運動不足を少しでも解消しようとしていました。笑
ほんの少しストレッチをするだけで体温が上がる気がして
換気もできるし一石二鳥でした。
③太陽を1分浴びる
あなたの姿勢を振り返ってください。
ずっと勉強しているせいで、いつのまにか下向きの姿勢になっていませんか。
起床時に太陽の光を浴びて、思いっきり伸びをしてみてください。
シャキッとするし、生活リズムが整います。
体を伸ばすことで上向きの姿勢になり、深い呼吸をすることで前向きな気持ちになれます。
たかが「姿勢」、されどメンタルに大きな影響を与える要因の1つです。
マイナスの考えが頭に浮かんだ時は、あえて太陽を浴びて良い姿勢を取るように心がけましょう。
④日常生活行動をすませる
心が病みだしたな~と思った時、
時間を一切無駄にしないで心のモヤモヤを振り払うことができる行動があります。
それは
・ごはん
・お風呂
・5分の昼寝
です。
5分の昼寝は、眠くなければ無理に眠る必要はないです。
ただ体を緩めて布団の中で目をつむっているだけで、ずいぶん心が穏やかになります。
④について、もっと詳しい内容はこちらの記事にてお話しています↓
以上、受験期のメンタル維持に役に立つ、簡単な取り組みについてお話しました。
あなたの心のしんどさが、少しでも改善されたら幸いです。
いつも下を向いていると、気持ちがマイナス思考になりやすいと言われています。
下を向くと、首や背中の広い面に重力がかかり疲れやすく、場合によっては痛みも出てきます。
しかし人間の脳は、物理的な負荷を体の疲れとして捉えられず、心の疲れにすり替えてしまう。
ストレスの多い環境下ではその傾向が強くなっています。