まるで朝勉が至高だなんて聞こえるようなタイトルがついているこの記事ですが、
決してそんなことは思っていません。
先にお伝えしておくと、夜型の人にも成績優秀者はたくさんいます。
つまり、勉強できるなら朝でも夜でもどちらでもいいということです。
結論から言うと、
「自分が一番気持ちよく勉強できるタイミング」が
あなたの勉強のゴールデンタイムです。
周りが朝型だからといって、ウトウトしながら無理に5時起きで勉強する必要はありません。
でも、夜の勉強では、いつの間にか他所事を考えていたり、スマホをさわっていたりすることもザラ。
朝の方がスッキリと冴えた目で勉強に集中できた経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事は
・朝型になりたいけど、朝起きて机に向かうのがしんどい…!
・試験に向けて朝型にシフトしていきたい…
そんなお悩みを持つ方に向けて、
朝の勉強に気持ちよく取り組めるような方法
をお伝えします。
①朝起きた瞬間に座りたくなる机を作る
朝起きて、すぐに勉強できない理由はただ1つ。
それは、勉強を始めるハードルが高いからです。
・起きたはいいが、朝ごはんの準備を優先させてしまう
・皆の様子が気になって、スマホでSNSチェック
・ただでさえ眠いのに、勉強なんて面倒くさい
これをすると、驚くほど朝の時間が過ぎていく。
あっという間に正午前。
あれっ……?!!
上記のことは、誰もが経験したことがあると思います。
そうならないためにも、
起きた瞬間に引力に引き寄せられるように座りたくなる机環境
を作る必要があります。
引力が働く机環境の作り方をお話しするページはこちらです。
気になった方だけ見てください。
②朝の勉強は短時間だけというルールを作る
”朝の勉強”と聞くと、
無意識のうちに2~3時間の長時間の勉強を想像していませんか。
もちろん長時間頑張れることは、とても尊いことです。
やれるなら、ぜひやるべきです。
でもこの記事を読んでいるあなたは、朝の勉強を苦手に感じているはずです。
“合格するために頑張る!”
“気合だ!”
“あと少しだ!”
と自分を鼓舞することで、もちろん一定期間は頑張れるかもしれません。
でも、それも長くは続かないでしょう。
もとより苦手なことを、精神を鼓舞するだけで解決しようなんざ、
到底無理な話なのです。
それに、朝の勉強を頑張るために、
毎日自分を鼓舞するのって面倒くさくないですか?
だからおススメしたいのが、
朝勉は30分~1時間以内に終わらせられる内容にしておく
ということです。
具体的に提案するなら
・前日寝る直前に暗記した内容を走り読みする
・計算問題を2~3問解く
・最近勉強してない内容に触っておく
といった具合です。
③その日に着る洋服を勉強机の椅子にセットしておく
朝起きたら顔を洗って、まず着替えますよね。
その着替え場所を勉強机の前にするのです。
この必要性に疑問を持った方は、旅行の前夜を思い出してください。
次の日起きたらすぐ活動できるように、着替えをいつもの場所にセットしておくのと同じ感覚です。
前日に次の日の服を机の近辺(椅子など)にセットしておく。
それだけで、起きてすぐに勉強机に自分を紐づけることができます。
すごく自然な気持ちで朝勉強を開始できるので、ぜひ実践してみてください。
(ちなみに私は受験期、いつも着ている防寒用カーディガンを勉強机の近辺のみで着ていて他所事するときは脱ぐようにしていました。脱ぐと寒いのでずっと勉強机の前にいられました(笑))
以上、朝の勉強の開始を楽にする3つの工夫についてお話しました。
ちょっとした心がけ1つで、自然に勉強に取り組めるようになるので、
あなたもぜひ生活に取り入れてみてください。