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朝起きた瞬間、引き寄せられるように座りたくなる机環境を作ろう

あなたの勉強机はどのような環境ですか。
きちんと整頓されたデスクを心掛けている方もいれば、
プリントや教科書が山と積まれて引っ張り出すのも一苦労…なんて方もいるでしょう。
(私はこのタイプでした。どこに何があるかはわかっているからOK!と強がっていましたが…)
趣味のものを飾って気分が上がるデスクにしている方もいますよね。

別に、どんな環境でもいいんです。
そう思っているので
「成績がいい人の机の上はいつもキレイ。だから整理整頓から始めよう」なんて
時間と手間がかかる提言はしません。
(むしろ手抜けるとこは最大限、手を抜いてほしいと強く願っているくらいです。)
机が雑然としていようがキレイだろうが、そんなことは関係ない!

ここでは、
“いつも勉強机から斥力を感じていた私が
あることをしただけで、机から引力を感じるようになった。”
という経験をもとに、お話していきたいと思います。

その引力の発信源は何なのか。
これからお伝えしたいと思います。

引力の発信源①:机の上に開きっぱなしになった教科書

私がただ1つ意識的に行ったことは、
机に教科書を広げたままにしておくことだけです。

これが効果的な理由は、机に行く前に
「勉強する内容を考えなくていい」からです。

人間は、“決断”することに非常に多くのエネルギーを使います。
だから決断する必要があることを面倒に思う傾向があるのです。

”今から何を勉強しよう?”という1日の計画に関わる決定を、
朝起きた瞬間にするのは非常に面倒なことです。
だから、夜寝る前に、明日の朝起きた瞬間に勉強する内容を決めておいて、
朝はそれを見るだけにする。

すると、朝ごはんやスマホの誘惑に惑わされず、
「とりあえず昨日決めたところだけ見てからにするか~」
と思える可能性が大幅にアップするのです。

これだけで、机の前に座るハードルをかなり下げることができます。

引力の発信源②: 部屋に飾られたポップ

これは、こちらの記事でも紹介した方法なのですが、
自分で部屋に飾ったポップは、机の引力を生み出してくれます。
(ポップ:お店で買い物をする時に見かける、矢印や大きな文字でアピールして特定の商品が目立つようにしている販促ツールです。)

ポップとして使うのは、ノートの切れ端メモでも付箋でもなんでもいいです。
(やることを視覚化することが目的なので、可愛くする必要はありません。)

ごはんを食べる机・洗面台など自分が長く滞在しがちな場所に
「今日のTo Do」や「勉強○○時間目標を達成せよ!」など
勉強机に戻りたくなるきっかけ(=ポップ)を作って貼っておくだけです。

簡単すぎる上に、抵抗感少なめで勉強に取り組むことができるのでおすすめです。
(詳しくは以下の記事でご紹介しています。)

視覚情報が行動に与える影響を利用すると
思わず「机に座りたくなる」ような引力を作りだすことができます。

引力の発信源③: いつも手元にある1番よく使う教材

使っている教材は、教科書、塾のテキスト、プリントなど人それぞれ様々ですが
その中で、

・よく使っている教材
・なんとなく愛着のある教材

を勉強机の一番使いやすい位置に置いておきましょう。

馴染みの教材の存在は、勉強の苦痛を和らげてくれます。
たとえ、その教材を使う可能性が低かったとしても、
朝起きた時に迷わず机に座るというハードルを乗り越えるためにも置いておくといいですよ。
(苦手な教科のテキストなんかが目の付くところに飾ってあったら
私ならウッ…となって机から遠ざかりたくなります。)

たまに、
“苦手な科目こそ自分にプレッシャーをかけるためにも目立つ場所に教科書を置いてる(プリントを張ってある)!”
という方がいますが、強いな~と思います。
私は苦手なんてできるだけ見たくないですもん。

「自分に変なプレッシャーをかけずに、
自分をメンタル面でどう甘やかしながら勉強したくなる環境を作るのか」

を考えることが、長期戦の国家試験勉強においてはかなり大切なポイントです。

以上、机に思わず座りたくなるような環境つくりについてお話しました。
“勉強しなきゃならないのに、机の前に行けない…!”という悩みが少しでも解消されますように。